2025年3月20日木曜日

地盤と基礎は家の安全を決める

家の安全は敷地の地盤特性と基礎のやり方で決まります。

それを決める手順として先ずは、家の規模と配置が決まったら地盤調査を行い地耐力と土質を調べます。


そのデータを基に基礎の形状と地盤改良が必要かどうかを決めます。
地耐力の大小によって布基礎かベタ基礎を選択します。
基礎の形状だけで持たない場合は地盤改良か杭基礎にします。
地盤改良は敷地の土に固化材を混ぜて地耐力を高めます。
地表面から2mくらいの範囲を改良する「表層改良」と、杭状に改良体をつくる「柱状改良」があります。




危険なのは地下水位が浅い砂質地盤です。
この地盤は地震が発生した時、液状化現象を起こし建物を一瞬で倒壊させます。
これを防ぐには長尺の鋼管杭の基礎なのですが、コストが高くなるので別の土地に建てるしかありません。
家に作用する地震力を算出する際は、地盤の振動特性も考慮します。
地盤種別は地盤周期により3種類に分けます。

2025年3月10日月曜日

家の安全・安心は設計者の構造計算力による

家の果たす役割は、住む人の生命と財産を守る事です。

これまで全国各地で地震や台風により、家の崩壊や尊い人命・財産が失われました。

これを回避する為には、災害に強い構造体でなければなりません。

火災は住む人の注意によってある程度抑えられます。

しかし、地震や台風は何時襲ってくるか分かりませんので抑えようがありません。

これは家を建てる時の耐震性能によって決まってしまいます。



地震や台風に対する強度は構造計算によって証明されます。

安全な家をつくる責任者は設計者です。

頼んだ家の設計図がある程度出来たら、設計者に質問をしましょう。

「この家は震度7の地震に襲われたら、どれ位傾きますか?」と。

満足な返事が返ってこなければ、別の人と交代してもらいましょう。




私たちは数十年前から構造計算の勉強をしてきました。

今は既存の家の耐震診断や耐震改修工事もやっています。


2025年3月1日土曜日

挑みつづける「三方良し」の家づくり

昔から言い伝えられてきた、近江商人の訓示「売り手良し・買い手良し・世間良し」の「三方良し」。

私たちもこの教訓を基に家づくりに励んでいます。

ここでいう「売り手」は家の提供者、「買い手」は家の購入者、「世間」は家づくりの協力業者です。

高品質の家を提供すれば、取得したお客さまは大喜びです。



その結果、提供者のファンとなり他のお客さまを紹介してくれます。

このサイクルが早くなると提供者は忙しくなります。

同時に協力業者も忙しくなります。

この三者が連携すれば、地域の経済は活性化します。



私たちが在住する阿賀野市は建築に関連する業者が沢山います。

特に「安田瓦」は100数十年の歴史を持つ伝統産業です。

隣の阿賀町は木材の産地で、産地直結で購入できます。



この人たちと志を同じくして家をつくれば、確実にお客さまは満足します。

今後も皆さんと一緒に「三方良し」を実行します。


2025年2月20日木曜日

年数の経過と伴に、資産価値の高まる家

一般の商品は年数が経ち古くなれば価値が下ります。

鉄やコンクリートで出来た建物も同様です。

しかし、木組みによる伝統構法の家は違います。



建築用材である木材は自然素材ですので樹種も多く見た目も全て違います。

太くて長いこれらの木材を組み立て室内に表すのが伝統構法です。

木材は天然素材ですので年数が経つほど価値が上がります。

これを実現するためには大工職人の技術が必要です。

準備された木材をどの位置に使うかを決めて手刻みで組み立てます。

組み上がった梁や柱は室内に現れるのでカンナで仕上げます。



これによって表情豊かな室内空間ができ上がり、年数が経つほど重みが増します。

木材は年数が経っても強度は落ちません。




このやり方によって家をつくれば、年数が経つ程に資産価値は高まります。

その為に私たちは大工職人の育成と、設計センスを高める努力をしています。



2025年2月10日月曜日

家を注文する時の注意点

一般の商品は店頭やカタログから選んで買います。

古くなり使いものにならなくなれば、何度でも買い替えができます。

家は住む人の土地の上に建つ構造物ですので動かす事は出来ません。

更に、取得するには高額な出費が必要ですので、簡単に買い換える訳にはいきません。

なので、家を注文する時は余程の注意が必要です。



家は工場で生産される商品とは違い、注文を受けてからつくられる一品です。

出来てしまってから、自分の望んだ家とは違うと文句を言っても間に合いません。

先ずは、設計者が決まったら、自分の要望を詳しく伝えます。

設計図が出来たら要望事項が記載されているか確認します。

知らない事があれば何度でも質問します。

工事が始まる前に施工管理者に要望事項を理解しているか確かめます。

工事が始まったら各工種の担当者に再度要望を伝えます。

これらを実行すれば、高品質で資産価値の高い家を取得出来ます。