2017年11月20日月曜日

「あがの家・創生プロジェクト」の意義をテレビで放送

11月11日、新潟総合テレビ・NSTの番組「MoreDream~終わらぬ挑戦~」に「㈱研創」が紹介されました。
発端は、先に当会メンバー「丸三安田瓦工業㈱」が取り上げられ、そこからのつながりです。事前調査のあと、取材時での3つのインタビュー項目が送られてきました。
そこで、下記のように要点をまとめてみました。



Q1:何故、木を使った家づくりに拘っているのですか?

A1:一般建築物のようにデザイン性や機能性、耐震性だけを求めるのであれば、鉄やコンクリート造で良いと思っています。が、家は家族が24時間、延々と寝食を共にする生活の場であり住まいです。
木は自然の中で育つ植物です。木の発する様々な成分が住む人の心身に与える効能が証明されています。
そのためには、木が室内に現れなくては意味がありません。



次に構造上の問題です。
木は建築用材としての強度は、鉄やコンクリートと比べると格段に弱い材料です。植物ですので細胞の固まりで、中には空気が詰まっています。
ですので、ゴムのように弾力性があります。


これが、木材の最大の特長です。これを利用したのが、日本の伝統木造建築です。
高度な耐震性や耐久性は、神社・仏閣はもちろんですが、100数十年を経た古民家が存在する事でも証明されています。
この先人の知恵を受け継ぎ、更なる進化と向上につなげたいと思っています。




Q2:職人をまとめていく上でどんなことをこころがけていますか?

A2:家は一人でつくる事はできません。事の良し悪しはチームプレーで決まります。
そこで、「地域一番の、強くて・良くて・好かれる人間集団」を目指しています。そのために、毎日の朝礼、月2回の全社員研修会を行っています。



Q3:武石社長が思い描く将来像とは?

A3:私たちは、お客様と「一生涯のお付き合い」を願っています。従って、「あの人たちが居なくなると困る」と言われる会社を目指しています。
全ては私たちの人柄の問題ですから、人間性と技術力を磨かなければなりません。



5分間の短い番組ですので、宣伝効果は期待していませんが、選ばれただけで感謝です。

2017年11月10日金曜日

今の家を仕立て直し、より永く、より快適に

家は人が生活するために、多種多様な機能が複雑に絡みあった複合物です。

常に風雨にさらされ、時間が経てば様々な不具合が生じます。その場合、往診が必要です。その現状や原因を的確に判断できる技術プロがいなくては、生きる命も絶たれる恐れがあります。ヤブ医者では困ります。


最新は新工法、新建材による簡略化により、高度な専門技術職人が少なくなりました。いくら高度なコンピューターや機械があっても、使いこなす人がいなくては無用の長物です。まさに、住宅診断士は家のホームドクターなのです。

2017年11月1日水曜日

“永く愛され、100年住む家”「あがの家・創生プロジェクト」

「越後にいきる家をつくる会」は平成13年4月発足。

以来、

・「新潟県産木材の需要拡大」
・「家づくりに係る産業の活性化」
・「次世代に受け継ぐ住み心地のよい地域とネットワークづくり」

を目的に様々な活動を行っています。





基本コンセプトは一緒ですが、地域モデルとして、阿賀町・阿賀野市を中核とした「あがの家・創生プロジェクト」です。




当地は、あがの杉、安田瓦、壁材、等々の建築用材と、各種職人が豊富です。