2020年3月20日金曜日

「三方良し」を目指して「あがの家・創生プロジェクト」Part3

木目・色・つや、自然そのまま、天然乾燥の「あがの杉」

木材となる樹木は、生物であり、生きている細胞には多くの水を含んでいます。この水分の影響で、収縮・膨潤・重さ・強度・耐久性が変わります。

木材に含まれる水の割合を示す場合、水分を含まない木材重量(絶乾重量)に対する水分重量の割合を表す含水率を用います。



乾燥を促進させるには、温度を上げる、湿度を下げる、風を当てるなどの方法があります。

但し、条件が厳しいと、割れや落ち込み(細胞のつぶれによる異常な収縮)などの原因になります。

「水分量さえ下がっていれば、木は狂いにくい」という観点から、誰でも判断できる、含水率優先となりました。

そこで登場したのが、人工乾燥です。

が、現実には内部割れ等の強度不足の事例が多く報告されています。


「あがの杉」は時間も手間もかかりますが、天然乾燥方式としました。

木目や色つやも自然のままで、燃料費やCO₂の削減にもなります。

自然物は自然の摂理に従って活用するのが最適と思っています。

2020年3月10日火曜日

「三方良し」を目指して「あがの家・創生プロジェクト」Part2

生まれも育ちもわかる「あがの杉」を使う

「あがの家」に使う構造材(土台・柱以外)は、天然乾燥の「あがの杉」です(小割材であっても、一切外国産材は使いません)。

建て主さんに、その素晴らしさを知って頂きたく、木が育っている山にお連れする事にしています。

ご希望であれば、立木を選んでもらう事も出来ます(但し、乾燥期間が必要となりますが)。


目的は、木材提供者との交流により、信頼関係が深まります。更に、植林の大切さを分かって頂き、山を守る費用の必要な事も、分かって頂けると思います。

山に費用を払うというと、普通の家より価格が高くなると思われるかもしれませんが、逆です。

同じ地域内で直接山から木を製材所に運ぶ事で、流通の中間マージンや運搬費をカット出来るのでコストは下がります。

予算を上積みしなくても、建て主さんが普通に支払われるお金の中から、山の木を育てる費用が賄える仕組みです。


このプロジェクトは、これまでにない新しい日本の家づくりを目指します。

その前提として、徹底的に価格の透明化を図り、お金と家の価値・魅力の両面で、建て主さんが満足・共感して頂けるように、誠意・熱意をもって努力します。

2020年3月1日日曜日

「三方良し」を目指して「あがの家・創生プロジェクト」Part1

「地域活性を目指して」ご参加を

「越後にいきる家をつくる会」は、平成13年4月に発足、今年で19年目になりました。

会則3に「新潟県産木材の需要拡大を図ることで、山村及び地域の木材、住宅に係る産業を活性化し、次世代に引き継ぐ住み心地の良い地域と、ネットワーク作りを目的とする」と記載されています。

以来、講演会・見学会・会報発刊・山の作業会・建築学研修会・各種イベントへの参加、等々、様々な活動を行ってきました。

が、その実質的効果を今振り返ってみると、微々たるものであった事は否めません。

4年前に、県内の人・モノを活用した「越後特産品創生事業」を掲げましたが、それとても日の目を見ることは出来ませんでした(越後といっても余りにも広範囲)。



今まさに、地方創生が急務です。
そこで、ある一定のエリアの資源・産業・人・風土を活用した家づくりに絞り込むことにしました。

その一つのモデルとして、阿賀町・阿賀野市を中核とした「あがの家・創生プロジェクト」です。

当地は、あがの杉・安田瓦・壁土等々の建築用材と、各種職人さんが豊富です。


このネットワークを活かして、新しい魅力と価値ある家づくりを目指します。

ご協力ご参加をお願いします。