2022年1月20日木曜日

安全・安心の家をつくるには、木造建築設計の基本を習得する

今は、パソコンのキーボードを叩けば、誰でも図面を描けます。

しかし、そんな設計図の大方は現実の建築物には対応できません。


大事な事は、現場で先輩の知識や技術を如何に学び、盗み取るかです。

そういうハングリー精神でもって、初めて見えないものが見えてくる。


それを習得するには、直接現場に赴いて大工職人の技術や技能に触れる事です。


次に構造力学に基づいた構造計算が出来なくてはなりません。

構造計算の基本は許容応力度計算と保有水平耐力計算です。


建築基準法で規定された設計荷重を、モデル化した骨組みに作用させ、個々の部材や接合部に生じる曲げや軸力などの応力を求める。

それが、長期及び短期の許容応力以下であることの確認と、変形量もチェックする。


最後に、大地震時に受ける横揺れに対して、建物が倒壊しない事を確かめる。家の設計者には最低でも、これが出来なくては失格です。

2022年1月10日月曜日

木造建築のプロチームを目指して、弛まぬ努力を

私たちは毎日の朝礼で、仕事のプロを目指す勉強会を続けています。

その他にも、毎週火曜日に木造建築の勉強会を開催しています。



大工社員であっても建築士の資格を取得する事が当社の方針です。

これまで、1級・2級の建築士の資格を有する社員は13名でした。



今年は、若い大工社員7名が2級建築士の試験を受けました。

その内、学科試験に合格したのが4名。

設計試験にも合格し2級建築士の資格を得たのが2名です。



来年も再チャレンジして全員が合格する事を期待しています。

木造建築は複雑なので、資格さえあれば出来るというものではありません。



木造の構造設計は複雑なので長年の経験と弛まぬ努力が必要です。

今現在、設計・施工に携わる社員数は25名ですが、先輩と思いを共有しながら連携プレイする事が重要です。



2022年1月1日土曜日

大災害を受けない為に、耐震診断と耐震改修をお勧めします

明けましておめでとうございます。

お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

本年もよろしくお願い申し上げます。


最近、日本列島各地で震度5弱の地震が多発しています。

専門家によれば首都圏直下地震、南海トラフ地震の前兆ではないかという見解もあります。いずれにしても近年中に大地震が発生するのは確実です。


新潟県だから大丈夫という事は絶対ありません。その時になって想定外と、言い訳しても間に合いません。

被害を小さくする為に耐震診断をお勧めします。新潟県内の各市町村では無料で診断を受けられます。


担当は県内の建築士会の専門家がやりますので、診断結果は明確です。

但し、アウトになった場合、耐震改修をやらなくては意味がありません。

それに伴う費用も明確に提示しますので、是非とも実行して下さい。




当社でも専門の建築士が何人も居ますので、申し込んで頂ければ直接対処します。

そうすれば、安全・安心の生活を継続できます。