2024年4月20日土曜日

家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの

家の存在は自分だけのものではありません。

周辺の環境に影響を与えます。
家は何十年間も人の目に曝されます。
家を見れば住む人のセンスと品格が想像できます。
独り善がりの派手なお飾りと、薄っぺらなデザインでは、周りの人にとっては迷惑です。更に、大風や地震に対する損傷・倒壊防止。
火災に対する延焼防止、等々。
周辺に危険を及ぼすリスク対策も重要です。

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人に後ろ指をさされないためにも最初が肝心。
どこの誰に設計を委託するかで結果が決まります。
設計を担当する建築士といっても、家に関する見識とセンスは千差万別。
家の建つ地域の気候風土、生活様式を熟知しているか?
それに適応する規模と予算の配分は?室内空間と外観のマッチングは?
等々、テーマは多岐に及びます。

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木造の家は更に高度な専門力が問われます。
木の特性を知り尽くし、高度な構造設計力が必要です。
設計担当者のセンスの良し悪しは、その人の住む家を見れば一目で分かります。

2024年4月10日水曜日

既存の家の改修・改築の際の注意点

既存の家を改修・改築しようと決意する動機は何でしょうか?

家族構成の変化、不便、雨漏り、風による振動、地震への不安、劣化による見栄えの悪さ、等々、様々です。
その時重要な事は誰に相談するかです。
既存の家は、築年数、工法、屋根、外壁、内装、電気・給排水設備、等、全てに違いがあります。

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この現状と特性を確実に精査する知識と技術が必要です。
次に依頼者の真の要望は何なのか、を的確に把握できるか?
それに伴う出費が可能でなければ、前に進みません。
内装の張替えや設備機器の入れ替え程度であれば、さほどの心配はいりません。
が、間取り変更を伴う改築となると、柱や壁、梁を入れ替えるので構造体が変わります。その安全性を確認する為に構造計算が必要です。

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ここまでは企画・設計者の担当です。
その後工事担当者にバトンタッチします。
既存の家の構造体は、工法も劣化状態も複雑です。
長年の経験を有した大工職人でなければ判別出来ません。
現場施工なので手作業となります。
家の改修・改築は新築よりも遥かに難易度が高いのです。

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2024年4月1日月曜日

大災害を受けない為に、耐震診断と耐震改修をお勧めします

最近、日本列島各地で震度5弱の地震が多発しています。

専門家によれば首都圏直下地震、南街トラフ地震の前兆ではないかという見解もあります。いずれにしても近年中に大地震が発生するのは確実です。
新潟県だから大丈夫だという事は絶対ありません。
その時になって想定外と、言い訳しても間に合いません。
被害を少なくする為に耐震診断をお勧めします。

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新潟県内の各市町村では昭和56年5月31日以前に建築された住宅であれば、無料で診断を受けられます。
担当は県内の建築士会の専門家がやりますので、診断結果は明確です。
但し、アウトになった場合、耐震改修をやらなくては意味がありません。
それに伴う費用も明確に提示しますので、是非とも実行して下さい。

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当社での専門の建築士が何人も居ますので、申し込んで頂ければ直接対処します。
そうすれば、安全・安心の生活を継続できます。