家は人が生活するために、多種多様な機能が複雑に絡みあった複合物です。
常に風雨にさらされ、時間が経てば様々な不具合が生じます。その場合、往診が必要です。
その現状や原因を的確に判断できる技術プロがいなくては、生きる命も絶たれる恐れがあります。ヤブ医者では困ります。
最近は新工法、新建材による簡略化により、高度な専門技術職人が少なくなりました。いくら高度なコンピューターや機械があっても、使いこなす人がいなくては無用の長物です。
まさに、住宅診断士は家のホームドクターなのです。
家は人が生活するために、多種多様な機能が複雑に絡みあった複合物です。
古い家の再生というと、ややもすると、住む人も建築担当者も意匠・デザイン等、表面的な見た目のモノだけに拘ろうとします。
日本の木造建築物と鉄やコンクリート造りとの最大の違いは、腐れと虫害の管理さえ適正であれば、半永久的に機能する特長があります。