2020年5月20日水曜日

この非常事態、私たちの家づくりの役割とは何か? Part1

これまで、直近に迫る南海トラフ地震に対する対応策を常に考えてきました。
ところが桁違いの新型コロナウィルスによる国家存亡の危機が発生。


あらゆる産業の仕組みが崩壊しつつあります。
住宅業界も同様でお先真っ暗、先が見えません。


人の生き方、仕事に関する考え方、これまでの価値観・常識は全てご破算です。
どの様な職種・仕事でも目的はお客様の要望に応えることです。


家の存在価値とは何か?
これまでの利益優先第一主義は根底から崩れ去りました。


今こそ「地方創生」の一つの手段としての家づくりが求められます。
当あがの地域では、幸いにも家づくりに関する業者・人材が残っています。


2020年5月10日日曜日

今の家を仕立て直し、より永く、より快適に

家は人が生活するために、多種多様な機能が複雑に絡みあった複合物です。

常に風雨にさらされ、時間が経てば様々な不具合が生じます。その場合、往診が必要です。

その現状や原因を的確に判断できる技術プロがいなくては、生きる命も絶たれる恐れがあります。ヤブ医者では困ります。


最近は新工法、新建材による簡略化により、高度な専門技術職人が少なくなりました。いくら高度なコンピューターや機械があっても、使いこなす人がいなくては無用の長物です。

まさに、住宅診断士は家のホームドクターなのです。

2020年5月1日金曜日

木組みの構造の耐震性能を数値で証明する

「あがの家」の構造は日本の先人・匠(たくみ)が進化・向上させてきた、木組みの伝統構法が基本です。

ですから、今風のクギ・金物・合板に頼る耐震構造とは根本から違います。

伝統構法というと、古いイメージを持つかもしれませんが、それは全く逆で超ハイテクな技術なのです。


設計担当者はこれまでも、それを証明する「限界耐力計算法」を勉強してきました。

2019年6月10日、改訂版「伝統的構法のための木造耐震設計法」が新たに刊行されました。


編集委員長は、日本の構造学の権威・鈴木祥之大学教授です。

「限界耐力計算法」は、地震力を加速度をもとにした詳細な数値で表し、構造体の耐力の限界を数値で証明する方法です。

今回、より詳細な計算法が示され、耐震性証明の精度が更に上がりました。

難解な計算式が列記されていますので、マスターするまで相当な時間が掛りますが、再チャレンジしています。