これまで世界のどの国も経験した事のない、日本の少子高齢化社会。
東京圏の一極集中。
空き家が続発する地域社会。
この環境変化に住まいはどの様に変われば良いのかがテーマでした。
ところが今回のコロナウィルス災害はその比ではありません。
生活様式は一変し今までの常識が根底から崩れ去りました。
道筋が見えなければ家庭も社会も潰されてしまう。
住まいを提供する者として超難関の課題です。
機能や性能・品質といった数値で証明できるハード面だけでは解決できません。
人間の心身の健康や対人関係の良好性などソフト面が必要です。
戦後70数年の平和な日本社会は先人が幾多の難局を乗り越えてきた賜物です。
今こそ先人の知恵を噛みしめ、新しき住まい方を発見しなければなりません。
伴に手を取りながら新たな目標を目指して。