2020年9月21日月曜日

木造建築は「都市の森林」、伐採・植林・長期使用で環境保全

 最近、日本各地で気候変動による災害が多発しています。

その要因はCO₂の排出による地球温暖化だと言われています。
樹木はCO₂を吸収して成長するので、これをその対策として利用します。
樹木の吸収・固定量は樹齢約50年まで伸び続け、それ以降は、ほぼ横ばいで推移します。
まずは、この特徴を踏まえて、老齢化した樹木を伐採し、必ず植林する。


そして伐採した木材で木造建築物を建て、50年以上使用する。
「伐採」「植林」「木造建築物の長期使用」の3つが連携して初めて、CO₂の吸収を最大化した森林保全が可能となります。


延べ面積30坪・20㎥の木材を使う家で5tの炭素を固定できます。
木造建築物は日本の低炭素社会を実現し、地球環境保全に貢献する「都市の森林」なのです。
一般的に木造建築物は短命だと思いがちですが、違います。
シロアリ被害や不朽さえ防げれば、半永久的に耐久年数を延ばせるのです。


大径木を用いた木組み・高床構造・軒を長くするなどの耐久構法は、これからも継承すべき日本独特の建築文化です。

2020年9月10日木曜日

⽊構造の特性を知り尽くした専任の建築⼠が担当する⾼度な性能

 建物は⼈の健康と⽣命、財産を守る構造物です。

それを担保するために、厳しい規制が法律で定められ、建築⼠という資格制度があります。この資格を得るには4科⽬の学科と設計の試験を受けなければなりません。

2019年度の合格率は、1級は12%、2級は22.2%の超難関です。

1級建築⼠の資格者は、合格率減少の影響などで⾼齢化が進み、4割は60歳以上、30歳以下は1割となりました。

その為、後継者育成が急務です。

「あがの家」を提供する担当者は、設計者も施⼯者も建築⼠の資格者である事が前提です。建築⼠の資格は⾞の運転免許と同じで、免許がなければ違反です。

但し免許があるからといって、誰でも事故を起こさないかといえば違います。

アマかプロかの判別は、構造計算が出来るか否かで決まります。

特に⽊造の構造は複雑なので⾼度な知識と技術⼒が必要です。

⽊造だから誰がつくっても⼼配ないと思うかもしれませんが、そうではありません。

2020年9月1日火曜日

木の家は、誰がつくるかによって価値が決まる

 大方の皆さんは木造の家は昔からつくられているので、誰がつくっても一緒だと思っているかもしれません。

ところが現実は全く逆です。

木の構造は複雑で緻密なので、高度な技術と知識が要求されます。

確かに工場で加工し現地で組み立て、面材で構造体を覆い隠すだけの家であれば同じです。木造の本当の特性は、木組みの構造体が室内空間と一体で表現できる良さです。

木は生きものですので、年数の経過と伴に表情が変わります。

木材の特性を知り尽くした大工職人の精密な技は芸術・美術の世界です。

もう一つの特長は「可変性」が高いです。可変性とは改築・改修をする場合、梁や柱の取り外しが容易であるかの度合いです。

木組みの構造なので接合部のホゾやクサビを抜けば本体を傷める事無く容易に外せます。又一部を取り換え元に戻すのも簡単です。

資産価値の高い家を望むなら最初が肝心、誰を選ぶかによって決まります。