2021年1月20日水曜日

大工の手加工による木組みの構造の特性とは?

木でつくる家の構造は輸入工法を除いて軸組工法と言います。

木材を縦・横・奥の3方に接合して立方体をつくります。


この工法は、昔から日本に伝わる独特の構造で伝統の技が活用されています。

この構造体をつくるには大工職人の高度な技が必要です。


近年の木の家は、大量生産方式が主流となり簡易な構造に様変わりしています。

工場で加工された細くて短い木材を、クギやボルトでつなぎ合板で補強します。

見た目が良くないので、壁面や天井は全て覆い隠してしまいます。

これでは木でつくる意味がありません。


柱や梁の木組みが室内に現れる居住空間が本来の木造建築です。

木の香りや木肌の自然観。木組みの力強さが醸し出す安定感。

年数の経過と伴に変わる表情の美しさ。

この違いは住んで10年も経てば誰にでも分かります。


木は植物なので1本たりとも同じものはありません。

それを見分け適材適所に使い分けるのが大工職人です。

2021年1月10日日曜日

後で悔やまない為に、事前に必要な確認事項

 家は家族が何十年も生活を伴にする住まいです。

そこに求める要望は家族数や年齢構成によって様々です。


建てたその時は満足した。
ところが数十年経ったら、周りの環境も生活習慣も変わり、外見の貧弱と不便な生活で嫌になった。
とは言っても簡単に建て替える訳にはいかない。
家を求めるには何千万円もの出費が伴うからです。


これでは悔やんでも悔やみ切れません。
その為にも最初が肝心です。


家は一般的な商品とは違い現物は存在しません。
住む人の土地に建つ一品です。
先ずは設計企画から始まり概要を決めます。
この時が重要で、将来の可否が決まります。


設計担当者に要望事項を詳しく伝え、確信が持てるまで何度も打ち合わせを繰り返す。
設計書と予算書に納得したら、どの様な工法なのかを確認する。
尚且つ、木造の家ならば、工事担当者も確認します。
木造の構造は複雑なので、担当者の技量により出来上がりの良し悪しが決まります。





2021年1月1日金曜日

家の修繕、先送り禁物、「負動産」リスクを避けるには?

 全てのモノは年数の経過と伴に見た目も性能も劣化します。

一般的な商品であれば、新しいモノに取り換えるのは簡単です。


家もモノですが消費物ではありません。

何千万もの大金を払って取得した財産であり、何十年も住み続ける不動産です。


住む人の土地の上に建つ構造物で動かすこともできず目立ちます。
劣化や損傷が進めば価値も減り見栄えも良くありません。


それを放っておけば取り返しがつかなくなります。
財産としての価値は無くなり、マイナスの「負動産」として残るだけ。
その為にも早急に修理・修繕を施すべきです。


次に重要なのは誰に頼むか?
家は基礎・構造・屋根・外壁・内装・建具・・等による複合物です。
既存の家の修理・修繕は、その場での人の手作業となります。
誰でも出来るものではありません。
各工種の高度な知識と技術を持った職人だけに限定されます。
悔いを残さない為にも、誰もが認めるプロの職人を選ぶ事が重要です。