家の果たす役割は、住む人の生命と財産を守る事です。
これまで全国各地で地震や台風により、家の崩壊や尊い人命・財産が失われました。
これを回避する為には、災害に強い構造体でなければなりません。
火災は住む人の注意によってある程度抑えられます。
しかし、地震や台風は何時襲ってくるか分かりませんので抑えようがありません。
これは家を建てる時の耐震性能によって決まってしまいます。
地震や台風に対する強度は構造計算によって証明されます。
安全な家をつくる責任者は設計者です。
頼んだ家の設計図がある程度出来たら、設計者に質問をしましょう。
「この家は震度7の地震に襲われたら、どれ位傾きますか?」と。
満足な返事が返ってこなければ、別の人と交代してもらいましょう。
私たちは数十年前から構造計算の勉強をしてきました。
今は既存の家の耐震診断や耐震改修工事もやっています。