2026年5月20日水曜日

家の果たす様々な役割

家に求められる役割は沢山あります。

その第一は、住む人の健康・生命と財産を守る事です。

その為には大きな地震や台風に襲われても倒壊しない構造が必要です。



その安全を構造計算によって証明されていれば安心して住めます。

火災が発生しないように、防火に対する対応も大切です。

家を取得するには大金を払うので、永く住めて途中出費が少ない事が求められます。

家族が一緒に生活する住まいなので、室内は動きやすく便利で快適な空間。

幼い子供が大人になるまで勉強のできる遮音性の高い子供部屋。

トイレ・バスルーム・キッチン等、便利な設備機器。重厚でカッコ良く、ステイタスを感じるデザインの外観。



光熱水費を節約できる、高断熱・高気密の省エネ仕様。これらは家を求める人にとっての基本事項です。

住む人の違いによって求める要望が他にもあるでしょうから、それらを明確にする事が大切です。



2026年5月10日日曜日

何故、大工の手刻みに拘るのか?

今は木造の家の大半は、プレカット工場で加工された簡易な工法で建てられています。

この工法の家は木材量も少なくクギや金物で組み立てるので安くできますが、長持ちはしません。

本来、木造の家は長持ちするのが特長ですが、この工法では無理です。


建築資材としての木材の特性は、内部に空気が含まれている事です。

押せばへこむし、離せば戻る弾力性を持っています。

この特性を活かすと、地震や台風に強く長持ちのする構造体となります。


その為には構造体を構成する木材を直角に接合する方法が大切です。

この部分に力が加わると、めり込みによってエネルギーを吸収します。

更に木材と木材を金物を使わない特殊な方法で繋ぐ事によって、一体性のある強固な構造体となります。


これによって高度な耐震性能が発揮されます。

これからも、私たちは大工の手刻みによる伝統構法の家をつくっていきます。


2026年5月1日金曜日

家のデザインは住む人のセンスを表す

芸術作品は多くの人から観てもらって評価が決まります。

家も道路沿いに建つ建築物なので多くの人の目に留まります。

これによって住む人の人間性や人柄が想像できます。


更に地震や台風に襲われた時、どの様な状態になるかによって価値が決まります。

家は注文品なので設計を誰に頼むか?

それによって大方が決まります。


建築士であっても木造建築を知り尽くしている設計者は多くいません。

それを確かめる為に、これまでどの様な建築物を設計してきたか確かめましょう。

外観が良くて地震や台風に強い家は構造計算で証明されます。


私たちはこれまで様々な家を設計・施工してきました。

そこで、一番に気を使う事は外観の安定観と重厚観です。

見る人の心が安らぐ家でなければなりません。


これらの家が多くなれば良い環境の街並みとなります。

家は住む人だけの物ではなく、第三者にも影響を与える作品です。