私たちの家づくりは、太くて長い木材を組み立てて構造体を作ります。
その理由は、高度な耐震性能と耐久性を求めているからです。
それを作るには、大工職人の高度な技術とセンスが必要です。
その為に、若い大工さんには現場での訓練を徹底しています。
今年9月より、お寺の鐘楼の改修工事や本堂の耐震改修工事を行っていますが、先人の匠の技を学ぶ絶好のチャンスです。
これまで、見た事も聞いた事もない木材の加工にチャレンジしています。
この技術は若い時から訓練しなければ身に付きません。
今回の経験を機に一気に成長する事を期待しています。
これからの家づくりは、高度な性能が求められます。
今風の金物に頼る工法ではそれに対処出来ません。
大工職人の高度な技は、益々希少価値が高まります。
その為にも、私たちは後継者の育成を継続しています。