2023年7月20日木曜日

要望を満たす家を取得するには誰に頼めば良いのか?

家の注文を受けたらお客さまの要望を満たさなければなりません。

地域・家族構成・職業等の違いによって求める内容は様々です。

利便性や居住性・デザインの違いはあっても、丈夫で長持ちする家は一緒です。

この要望にお応えする為には、設計者の、木造に関する経験とセンスが問われます。


地震や台風に襲われても、倒壊しない構造体をつくるには構造計算が必要です。

これら全ての要望を図面に掲載し、施工管理者にバトンタッチします。


管理者は図面を精査し、各工事担当者に指示を出します。全ての工種は長年の経験を有した職人によって行われます。

特に木造の構造体を組み立てる大工職人の技がその家の価値を左右します。


最近は木造の家をつくる技術を有した設計者や各種職人が少なくなりました。

私たちは長年、設計・施工の一環体制で木造の家をつくってきました。

こらからも、若い社員を養成して価値のある家づくりに励みます。









2023年7月10日月曜日

家の果たす様々な役割

家に求められる役割は沢山あります。

その第一は、住む人の健康・生命と財産を守る事です。

その為には大きな地震や台風に襲われても倒壊しない構造が必要です。



その安全を構造計算によって証明されていれば安心して住めます。

火災が発生しないように、防火に対する対応も大切です。

家を取得するには大金を払うので、永く住めて途中出費が少ない事が求められます。

家族が一緒に生活する住まいなので、室内は動きやすく便利で快適な空間。

幼い子供が大人になるまで勉強のできる遮音性の高い子供部屋。

トイレ・バスルーム・キッチン等、便利な設備機器。重厚でカッコ良く、ステイタスを感じるデザインの外観。



光熱水費を節約できる、高断熱・高気密の省エネ仕様。これらは家を求める人にとっての基本事項です。

住む人の違いによって求める要望が他にもあるでしょうから、それらを明確にする事が大切です。





2023年7月1日土曜日

木造の家は各種職人の高度な技で建てられます

木造の家は20数職種の職人が共同でつくる合作です。

その中に一人でも未熟者が混じっていれば後で取り返しのつかない事になりかねません。全ての工種に完璧さが求められますが、特に基礎工事は重要です。

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基礎は建物の沈下・浮き上がりを防ぐと伴に、地震などの水平力による転倒・横移動を防ぐ大きな役割を担っています。
その為にコンクリートの強度や鉄筋の適正配置の判断力が求められます。
次に大事なのは、木組みの構造体をつくる大工職人です。家の最大使命は地震や台風による倒壊を防ぐ事です。

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木と木を組み合わせる構造体は、押されても元に戻る弾力性を有する耐震構造となります。これをつくるには大工職人の高度な技術が必要です。
更に屋根と外壁の施工精度が完璧であれば、丈夫で長持ちのする家になります。
家はお客さまの土地の上に建てる手作り品なので、各種職人の力量によって価値が決まります。