2017年8月10日木曜日

「創る家」の役割分担と意識の共有

「創る家」と言っているのは、住む人が日曜大工の如く直接つくる事を意味しているのではありません。映画や演劇、テレビ番組等を企画制作、全体を統括する職務をプロデューサーと言います。

家を求める人はオーナーでありプロデューサーです。それを具体的に管理・監督するのがディレクター(設計者)であり、直接職務をこなすのがプレーヤー(職人)です。ですので、あらゆる作品・創作の良し悪しは、この3職のレベルとコンビネーションのチームプレーで決まります。

要するに、何のために? 何を? 誰が誰と? どの様に? 予算は? を共有して知恵を出し合う。家は住む人の健康と生命・財産を守る構築物であり、超高額な資産です。住む年月と共に、その価値・魅力が増すものでなければなりません。