2017年12月10日日曜日

「災害は忘れた頃にやってくる」あなたの家、本当に大丈夫?

「人の噂も七十五日」これが他人事であれば、さしたる支障もなく安穏に暮らせます。

ところが「災害は忘れた頃にやってくる」。その災難が自分に降りかかった時「想定外でした」では済まされません。そのためにも「備えあれば憂いなし」。


1995年の「阪神・淡路大震災」は勿論、昨年4月に発生した「熊本地震」の大災害さえ、今では忘れ去られ、我々建築関係者の中でも関心度が薄れています。国や各自治体は危機感を募らせ、高額な補助金制度による耐震診断を推奨しています。

が、これとて「笛吹けど踊らず」「聞く耳持たず」。後になって「こんなつもりではなかった」と愚痴っても「後のまつり」です。

全ての結果は「自業自損?」自己責任。「大丈夫だろう」が一番危険です。診断結果が倒壊の危険判定でも、それを知ることで、室内の家具配置や避難の方法等、命を守る心構えも違ってきます。