2020年11月20日金曜日

「あの⼈たちがいなくなると、困る」と⾔われる、専⾨家を⽬指して

 ⽊の家は⼈と同じく⽣き物です、時にはケガもするし具合も悪くなる。

その時に適切な判断と処置を施せば、元の姿に戻ります。


⽊の家の体(構造体)は複雑・緻密です。

その原因を究明するには⻑年の経験と専⾨⼒が必要です。


尚且つ、いざ⼿術となれば⾼度な技術・技能⼒を要します。

当然ですが、⼀⼈でできる代物ではありません。


数⼈の専⾨職の連携の良し悪しで術後の結果が決まります。

同じ資格免許者であっても、ピンからキリまでが現実です。

その⼈のセンスの有無と、あくなき探求⼼を続けられるかによってプロかアマかに分かれます。


⽊造建築の世界では、昔から先⼈たちの⾔い伝えがあります。

「眼を養い、⼿を練れ」。

医療もスポーツも芸能も、プロになるには、若い内から絶え間ない修⾏と意識を⾼めなければなりません。

私たちは、お客さまの安⼼と信頼にお答えする専⾨家を⽬指しています

2020年11月10日火曜日

⽊の家の資産価値は、構法の違いによって決まる

 家を求めるには何千万円もの出費を伴います。

⼀般の消費物とは違い家族にとっては最⼤の財産です。

最低でも70〜80年間その資産価値が保たれなければ浪費となります。

求めた当時は満⾜しても、数年経てば家族構成も変わり、ライフスタイルも変わります。

不便が⽣じれば間取り変更や修理修繕も必要です。


⽊造の家はその変化に対応できるのが特⻑です。

縦⽅向の部材と横⽅向の部材を絡ませ構造体をつくります。

この構法は⼀部を取り外し、再度組み⽴てる事が出来ます。


鉄⾻造やコンクリート造では不可能です。

但し、同じ⽊造でも、今⾵の合板や釘・⾦物で組み⽴てる構造体では、取り外す時に損傷が⽣じるので不可能です。

古⺠家の改築や移築の実例がそれを証明しています。


家を求める場合、どの様な構造を選ぶのか︖

その選別によって数⼗年後の資産価値の有無が決まります。









2020年11月1日日曜日

何故、大工の手刻みによる家づくりに拘るのか?

 ⼤⽅の⼈は⽊造の家は誰がつくっても⼀緒だと思っているのではないでしょうか。

確かに⼯場で⽣産するプレカット⽅式なら⼀緒です。

ですが建築⽤材としての⽊材は⼤量⽣産⽅式には無理があります。

木は自然の中に育つ植物であり生き物です。

当然のごとく1本たりとも同じものはありません。

同じ樹種であっても育つ場所によって、強度もクセも違います。

その選別は今のところ機械では出来ません。

⼤⼯職⼈の⻑年の経験と眼⼒に頼るしかありません。


更に⽊組みの構造となると、接合部や組⼿が複雑であり、ノコギリ・ノミ・カンナを⾃在に操る技能⼒が必要です。

⽇本の伝統的⽊構造は世界でも類のない最先端の技法です。

これは科学的実験によりデータも公開され証明されています。


ですが、この技能を⾝に付けるには最低でも10年の訓練を要するので今の若い職⼈は減少しています。

⾼度な性能・品質の家をつくるための絶対条件です。

この技術を後世に継承するためにも⼿刻みの家づくりに拘っています。