2021年4月20日火曜日

木組みの室内空間は住む人の心を穏やかにする

人の気持ちは目に見えるモノに影響されます。

美しさ・力強さ・繊細さ、等が目に入ると気分が良くなり元気になります。

昼間は他所に出て仕事や用事のストレスで気分も落ち込みます。

それをリフレッシュする場が住まいです。

無機質な狭い室内空間では気分が抑圧されます。

木材は鉄やコンクリート、石膏やプラスチック等とは違い有機物です。




木は自然の中で育つ植物です。

年輪や樹種の違いにより表情が豊かです。

その木材が室内に現れる事により、心が安らぎます。

更に、太くて長い木材を縦横に組み合わせた構造体は、力強さを感じさせます。

高度な耐震性能は日本の木造建築の特長です。

大工職人の緻密な技を駆使した構造体は、まさに芸術作品です。

この満足感が心を穏やかにする基になります。