2021年3月20日土曜日

家の改修・改築の要望を満たすために、「誰に」依頼するか

既存の家の改修・改築の依頼は、生活の不便、劣化による見栄えの悪さ、地震や台風に襲われた時の危険への備え、等が要因です。


これまで住んでいる家の一部の工事だから、誰に頼んでも一緒だろうと思うかも知れません。

が、現実は新築よりも遥かに難しいのです。


築年数や構造体の違い、基礎・屋根・外壁・内装の状態・電気配線・給排水管の現状、を精査する必要があるからです。

これは、長年の経験と専門的な知識・技術を有した建築士でなければ適正な判断は出来ません。


間取り変更を伴う改築となると、更に難易度が高くなります。

柱や壁の位置が変わるので、屋根や床の重さに耐える構造に作り替えなければなりません。その為には、再度の構造設計が必要です。


更に、屋根や壁を取り払い、既存の柱や梁を入れ替えるには、大工職人の高度な技術力が必要です。

私たちは、設計者も大工職人も、長年の経験と公的資格を有したプロチームです。

2021年3月10日水曜日

今一度 家づくりの責任者としての職務を自らに問う

家の存在性は、住む人の命と財産を守る事が、第一使命です。

木造の家は誰がつくっても一緒と思うかもしれませんが、それは大間違い。

木の構造は、他の構造より遥かに緻密で複雑なのです。


構造材としての木材は、樹種も多様で強度も性能も千差万別。

更に、細い材料を縦横に組む複雑な構造です。

なので、安全性を証明する構造設計は膨大な計算を要します。


ところが、建築基準法は2階建・500㎡以下の住宅は構造計算を免除されているので、実行されていないのが殆どです。

最近は、大型台風や極地地震による被害が多発しています。

法律に明記されないとしても、責任者意識を自覚するべきです。


尚且つ、直接工事を担当する職人の意識と専門力の可否により、その性能が決まります。何千万円のお金を支払って求めた家がある日突然、粗大ゴミと化した。

これほど悲惨な事故はまさに人災です。


どの様な職業でも、お客さまの要望と満足にお応え出来る度合いによって、その人の存在価値が決まります。

2021年3月1日月曜日

地震災害に備え、既存の家の耐震診断をお勧めします

2月13日、福島・宮城地域で震度6強の地震が発生。

家の損壊や倒壊が原因で負傷者も続出しました。

これからも、何時どこで起きるか分かりません。


これまで何も無かったから大丈夫だろう、が一番危険です。

これまで建てられた家の殆どは、構造計算をしていないのが現実です。

建てた当時は安全であっても、構造体や築年数の違い、間取り変更や劣化より安全性は変わります。


更に、地盤の種別により地震力も異なります。

その為にも今一度、家の耐震診断をお勧めします。

それらの条件を検査して構造計算をします。


結果、危険判定が出たとしても、改修工事にはお金と時間が掛かります。

即実行をしなくても、災害に襲われた時に、対処の方法を考えておくだけでも備えになります。

既存の家の診断は、長年の経験と技術力を伴った専門力が必要です。



2021年2月20日土曜日

家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの

家の存在は自分だけのものではありません。

周辺の環境に影響を与えます。

家は何十年間も人の目に曝されます。


家を見れば住む人のセンスと品格が想像できます。

独り善がりの派手なお飾りと、薄っぺらなデザインでは、周りの人にとっては迷惑です。更に大風や地震に対する損傷・倒壊防止、火災に対する延焼防止 等々、周辺に危険を及ぼすリスク対策も重要です。

人に後ろ指をさされないためにも最初が肝心。

どこの誰に設計を依頼するかで結果が決まります。


設計を担当する建築士といっても、家に関する見識とセンスは千差万別。

家の建つ地域の気候風土、生活様式を熟知しているか?

それに適応する規模と予算の配分は?

室内空間と外観のマッチングは?

等々、テーマは多岐に及びます。


木造の家は更に高度な専門力が問われます。

木の特性を知り尽くし、高度な構造設計力が必要です。

設計担当者のセンスの良し悪しは、その人の住む家を見れば一目で分かります。



2021年2月10日水曜日

家は固定資産税の課税対象となる財産です

 今現在、日本では商品の購入やサービスを受けてお金を払う場合、10%の消費税を払わなければなりません。

家を取得した場合は、更に固定資産税を毎年払わなくてはなりません。

家は一般的な商品とは違い、長期間にわたって金銭的価値が減らない不動産だからです。


ところが、数年を経た現物の性能・品質をチェックすると、構造上の不備や劣化により、既定の評価額を大幅に下回る事もあります。

もし転売する場合、家の価値が低ければ土地代から差し引かなくてはなりません。

その主たる原因は、木構造の特性を無視した工法です。


木の家は本来、安全で長く住める事が最大の特長ですが、その逆転現象です。


家は工場製品とは違って、土地の上に建つ構造物ですので、一品たりとも同じものはありません。

注文品なのでその性能・品質、価値を決める設計から始まります。

更に多くの技能者の連携プレーによって作品が出来上がります。

その結果は数年経てば明白になります。


後で悔いを残さない為にも、最初が肝心です。

何千万円もの大金を払う最大の資産なのですから。