2021年4月10日土曜日

木造建築のプロチームを目指して

家は住む人の健康と生命を守る構造物であり、生涯で最大の出費を伴う資産です。

最低でも70年以上、価値が下がらない事が求められます。


木で組み立てられた構造体は、高度な耐震性と耐久性が最大の特長です。

その特性を活かすために、私たちは大工職人による手刻みの加工に拘っています。


木は自然の中に育つ植物です。

当然のごとく1本たりとも同じモノはありません。

同じ職種であっても育つ場所によって、強度もクセも違います。

その選別は今のところ機械では出来ません。

大工職人の長年の経験と眼力に頼るしかありません。


木組みの構造となると、接合部や相手は複雑です。

ノコギリ・ノミ・カンナを自在に操る技能力が必要です。

この技能を身に付けるには、最低でも10年の経験を要します。


同時に、設計担当者も木造の構造理論を熟知していなければなりません。

私たちは2005年「伝統木構造の会」に入会。

東京での研修会を契機に構造計算の勉強を始めました。

今は、コンピュータによるデータ解析ですが、より高度な計算法でも証明します。

2021年4月1日木曜日

心身の健康と生命活力を育む安らぎの住まい

今や日本では、人生100年の時代となりました。

その間の幸福感は「長さ」と「中身」によって決まります。

それを満たす第一条件は、心身の健康と生命力の活性です。


昔から、快食・快眠・快便が健康の秘訣と言われてきました。

この3つの生活基盤を支えるのが住まいの環境です。

通風が良くて嫌な臭いがしない。

家族との団らんで食欲が増す。

温度・湿度が一定に保たれ心地良い。

外部の騒音が遮断され静かである。

日の光が差し込み自然との一体感がある。

室内の床・壁・天井の木材が心を癒す。等々・・。

これらは住む人の五感に影響し、心身の健康を左右します。


家は使い捨ての消費物ではありません。

家族の健康と生命を守る財産です。

その為には長く住めなくてはなりません。


木材を活用した家の構造は丈夫で長持ちが特長です。

私たちはその要望にお応えするプロチームを目指して、日々、修行に励んでいます。



2021年3月20日土曜日

家の改修・改築の要望を満たすために、「誰に」依頼するか

既存の家の改修・改築の依頼は、生活の不便、劣化による見栄えの悪さ、地震や台風に襲われた時の危険への備え、等が要因です。


これまで住んでいる家の一部の工事だから、誰に頼んでも一緒だろうと思うかも知れません。

が、現実は新築よりも遥かに難しいのです。


築年数や構造体の違い、基礎・屋根・外壁・内装の状態・電気配線・給排水管の現状、を精査する必要があるからです。

これは、長年の経験と専門的な知識・技術を有した建築士でなければ適正な判断は出来ません。


間取り変更を伴う改築となると、更に難易度が高くなります。

柱や壁の位置が変わるので、屋根や床の重さに耐える構造に作り替えなければなりません。その為には、再度の構造設計が必要です。


更に、屋根や壁を取り払い、既存の柱や梁を入れ替えるには、大工職人の高度な技術力が必要です。

私たちは、設計者も大工職人も、長年の経験と公的資格を有したプロチームです。

2021年3月10日水曜日

今一度 家づくりの責任者としての職務を自らに問う

家の存在性は、住む人の命と財産を守る事が、第一使命です。

木造の家は誰がつくっても一緒と思うかもしれませんが、それは大間違い。

木の構造は、他の構造より遥かに緻密で複雑なのです。


構造材としての木材は、樹種も多様で強度も性能も千差万別。

更に、細い材料を縦横に組む複雑な構造です。

なので、安全性を証明する構造設計は膨大な計算を要します。


ところが、建築基準法は2階建・500㎡以下の住宅は構造計算を免除されているので、実行されていないのが殆どです。

最近は、大型台風や極地地震による被害が多発しています。

法律に明記されないとしても、責任者意識を自覚するべきです。


尚且つ、直接工事を担当する職人の意識と専門力の可否により、その性能が決まります。何千万円のお金を支払って求めた家がある日突然、粗大ゴミと化した。

これほど悲惨な事故はまさに人災です。


どの様な職業でも、お客さまの要望と満足にお応え出来る度合いによって、その人の存在価値が決まります。

2021年3月1日月曜日

地震災害に備え、既存の家の耐震診断をお勧めします

2月13日、福島・宮城地域で震度6強の地震が発生。

家の損壊や倒壊が原因で負傷者も続出しました。

これからも、何時どこで起きるか分かりません。


これまで何も無かったから大丈夫だろう、が一番危険です。

これまで建てられた家の殆どは、構造計算をしていないのが現実です。

建てた当時は安全であっても、構造体や築年数の違い、間取り変更や劣化より安全性は変わります。


更に、地盤の種別により地震力も異なります。

その為にも今一度、家の耐震診断をお勧めします。

それらの条件を検査して構造計算をします。


結果、危険判定が出たとしても、改修工事にはお金と時間が掛かります。

即実行をしなくても、災害に襲われた時に、対処の方法を考えておくだけでも備えになります。

既存の家の診断は、長年の経験と技術力を伴った専門力が必要です。